オデッセイハイブリッドのパワートレーンの開発

ホンダには3種類のハイブリッドシステムがあり・・

1.SPORT HYBRID SH-AWD・・・ラージクラス用
2.SPORT HYBRID i-DCD・・・フィットなどのコンパクトクラス用
3.SPORT HYBRID i-MMD・・・ミドルクラス用

オデッセイハイブリッドシステムは基本的にはアコードと同じSPORT HYBRID i-MMD。
※SPORT HYBRID i-MMD・・・2.0LDOHC i-VTCEアトキンソンサイクルに2基のモーターを組み合わせたもの。

i-MMD(インテリジェントマルチモードドライブ)というネーミングのように、



1.バッテリー電力のみで走行するEVモード
2.エンジンで発電した電力でモーター走行するハイブリッドドライブモード
3.高速域でエンジン直結クラッチをつなぎ、エンジンで走行するエンジンドライブモード


この3種類のモードを必要に応じて選択するようになっています。

もちろん、アコードハイブリッドの搭載しているものと同じというわけではありません。
基本的には同じですが、中身はすべて印新しているといっても過言ではありません。

オデッセイ ハイブリッドシステム.jpg


駆動用モーターはローターの巻き線の形状や材質を見直し、高密化。

従来は丸かった巻き線の断面を長方形にし、高密度化した新型モーターを採用しました。
エンジンも改良し、出力と同時にトルクも向上。
コントロールユニットを含めてコンパクトに収納しています。

アコードハイブリッドに搭載されているエンジンとモーター出力・トルクが

エンジン・・・143ps/16.8kg-m
モーター・・・169ps/31.3kg-m

オデッセイハイブリッドのエンジンとモーター出力・トルクは

エンジン・・・145ps/6200rpm・17.8kg-m/4000rpm
モーター・・・184ps/32.1kg-m

このようにそれぞれ向上しているのがよくわかります。
リチウムイオンバッテリーもその出力と密度を向上。

電力量はそのままに、20%コンパクト化に成功しています。

またDレンジに加えてSレンジを追加。
とはいってもi-MMDには普通のギヤボックスは備わらないので、モーターレスポンスとアシスト制御をよりスポーティに変えるレンジということです。

以上のような成果によって、オデッセイハイブリッドは既存Lクラス、Mクラスのミニバンの群を抜くJC08モード26.0km/Lという圧倒的な低燃費を実現しています。

アコードハイブリッドの燃費が30.0km/Lですが、オデッセイよりも250kgは軽く、ボディ形状でもオデッセイよりも圧倒的に有利。

ならばオデッセイのこの燃費は驚異的な数字であることがわかります。
26.0km/Lの燃費はたやすい数字ではありません。パワートレーン以外にも細部への作り込みの技がそれを成したのです。

例えば空気抵抗。。

ミニバンは空気抵抗ひとつとっても非常に不利ですからね。
しかし、オデッセイのエアロダイナミクスは非常に優秀。

開発段階からいかに空気をなめらかに流すか徹底的に形状にこだわり抜いているのです。
なのでハイブリッドモデルを出すときには新たに形状を手直しする必要がなかったのです。

実燃費は、普通に走れば20km/L以上は普通にいけるという。。
燃費からの面では渋滞は特に得意です。


posted by オデッセイハイブリッドどうなの at 16:47 | オデッセイハイブリッド 開発秘話


オデッセイハイブリッド標準車の乗り心地

オデッセイハイブリッドのグレード