オデッセイハイブリッドに搭載のi-MMDのメカニズムとは?

オデッセイハイブリッドに搭載されているi-MMD(intelligent Multi Mode Drive)。

マルチモードという名のとおり、

1.EVドライブモード・・・バッテリーに充電された電力を使ってモーターで走る。
2.ハイブリッドドライブモード・・・エンジンで発電した電力を使ってモーターで走行。
3.エンジンドライブモード・・・エンジンで直接前輪を駆動して走行


i-MMD.jpg

というモードを自動的に切り替えてくれます。

ではi-MMDはどのようなメカニズムとなっているのでしょうか?



実は構造は比較的シンプルなのです。
トヨタのTHS-Uに比べると動作も極めてわかりやすいものとなっています。

エンジンの出力軸は、増速ギヤを介して発電機につながっており・・発電機はつねにエンジンとともに回転しています。

発電機とエンジンのあいだには走行用モーターが配置されていますが、エンジン〜発電機系とモーターは機械的にはつながっていません。

走行用モーターの駆動力は減速ギヤを介してファイナルギヤに伝達されるのです。

エンジンが回ると発電機が回され・・発生した電気がモーターに送られます。それでタイヤが駆動するわけです。


これは機械的な変速機構はついていないものの、エンジン回転数とモーターの回転数は電気的にシームレスに変更できます。
バックギヤもついておらず、後退のときはモーターを逆回転させています。

そしてエンジンで前輪を直接駆動できるように、エンジンの出力軸と走行用モーターの出力軸とのあいだには湿式多板クラッチが設けられています。

これを圧着させることでエンジン出力がモーター出力軸に伝達され、エンジンの力で直接駆動できるわけです。

ハイブリッドシステムが出始めた頃は、シリーズ式とパラレル式どちらが優秀なのか?という議論がされていましたが、オデッセイハイブリッドは状況に応じてどちらも使い分けられるようになっているのです。

ただ、エンジン出力側の総減速比は約3.130となっており、このクラスならトップギヤよりやや低めに固定されており・・・エンジン直結モードは速度が60km/h以上にならないと選択できません。

posted by オデッセイハイブリッドどうなの at 11:47 | オデッセイハイブリッド メカニズム


オデッセイハイブリッド標準車の乗り心地

オデッセイハイブリッドのグレード