オデッセイハイブリッド、リラクタンストルクで高出力化

オデッセイハイブリッドの発電機とモーターには、リラクタンストルクを利用し・・
効率を向上させたものを使用しています。

※リラクタンストルク・・・電磁石が鉄芯を引きつけて発生するトルクのこと。

一般のモーターは、ローターに永久磁石を並べ・・・ステーター側の電磁石の極性を切り替え、吸引と反発を利用して回転させます。

ところがリラクタンスモーターは、


ローターに永久磁石は使いません。
鉄芯に凸凹をつけて、電磁石からの距離を変え・・磁界の強さの変動(リラクタンストルク)を利用して回すものです。

ところが永久磁石使用のモーターであっても、ローターから永久磁石を外すことでリラクタンスモーターのローターのように、周期的な形状変化を繰り返します。
つまり、リラクタンストルクは発生しているのです。

これをより効果的に利用できるよう鉄芯の形状と磁石の配置を変更し、同体格のモーターに比べてトルクと効率を高めているのです。


モーター及び発電機は、ステーター巻線構造を一新。

オデッセイでは、各断面の銅線を4本束ねた短いピースに分割。

オデッセイモーター巻線.jpg

ステーターに合うよう曲げ形成し、片側から差込みます。
そして反対側を溶接することでコイルとして機能させる構造に変更。

角断面なら密着巻きができるので、丸断面のような隙間ができず・・
23%の軽量化と小型化に成功しているのです。

で、ありながらアコードハイブリッドよりも11kw/8Nm向上の135kW(184ps)/315Nm(32.1kg-m)。
ハイブリッドトランスミッションも新設計。

多板クラッチの枚数増加やベアリング支持スパンの拡大。
さらにケースの高剛性化など・・・トルク容量を向上させながら全長は8mm短くなっているのです。

知恵と努力の結晶なわけですね。
posted by オデッセイハイブリッドどうなの at 14:33 | オデッセイハイブリッド メカニズム


オデッセイハイブリッド標準車の乗り心地

オデッセイハイブリッドのグレード