オデッセイハイブリッド、バッテリーを搭載するためのボディ構造

オデッセイハイブリッドの基本ボディはガソリンエンジンモデルと同じ。
しかし、日本向け仕様ではなく、アジア大洋州仕様がベースとなっています。

それはなぜか?
アジア大洋州仕様車には、前席下にスペアタイヤが搭載できるように、フロアパネルが専用設計されており・・・

スペアタイヤ搭載箇所.png

そのスペースを利用して駆動用バッテリーを搭載したからですね。

一般的には




スペアタイヤを搭載する場合は床下に吊るす方式をとるものです。
ところがオデッセイは床上に搭載しています。

つまり、キャビンの中ですね。

もし吊り下げ式で、バッテリーを搭載することになれば非常に難しかったでしょう。
つまり、最初からハイブリッド化を見込んで設計したのですね。

バッテリーの上には鋼板性のカバーが新設。
オデッセイフロアパネル&鋼板.png

やはりここは、スペアタイヤが載っていたときと同じようなハーフカバーというわけにはいきません。
なぜなら、高電圧の配線に乗員が触れてはいけないわけですし、飲み物をこぼしたり、濡れた傘を持ち込んだりもするわけですからね。

カバーはクラムシェル形状。(貝の殻)
パネルは一枚物のプレス成型ですね。

そこに防水性を確保するため、全周にラバーシールを巡らせています。
材質は通常の深絞り鋼板ですが、強度と軽量化を成り立たせるため、全体にくまなくビートが設定されています。

カバーには横に1本、縦に2本の閉断面骨格が配置されています。
横方向の骨格は側面衝突を支持し、縦方向の骨格はシートレールの取り付け強度を確保するためのものです。

どちらも高張力鋼板性。
ベースモデルと共用することでコストダウンを実現しています。

バッテリーで重量を増したので、衝突荷重の増加に対応すべく、フロントドアピラー下部のリインフォースを下側に延長。

荷重分散能力の向上が図られています。

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posted by オデッセイハイブリッドどうなの at 12:25 | オデッセイハイブリッド ボディ構造


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